ヨリソイエ

南・西側が道路に面した角地にあるL型の敷地。南側道路は交通量が多く、西側道路は高校があるため人通りが多い。また北・東側にそれぞれ住宅が立ち並んでいるため、どのようにプライバシーを守り住宅を設計するかが課題であった。

中庭を囲むように建物を配置し、大きいボリュームは家族の集まるLDK空間とし、風や光などの環境を取り入れ、また天井を高く設定することで、上方向へ視線を誘導し、広がりと開放感のある空間とした。小さい三つのボリュームは個室や水廻り、収納とし最小限の開口部とすることで、歩行者や車、周辺住民からの視線を遮る塀の役割を果たす。大きなボリュームに三つの小さなボリュームを“寄り添う” ように配置することでプライバシーに配慮しつつ広がりを感じる計画となっている。夏の暑さの厳しい地域のため、意識的に軒の出を深くするなど季節の違いによる日照のコントロールをするなど、快適な住空間となるように配慮した。また将来の両親との同居も視野に、ライフスタイルの変化にも対応できるようにプランニングした。

撮影:穂坂昭

  • 所在地:埼玉県本庄市
  • 竣工:2017年12月
  • 構造:木造平屋建て
  • 延床面積:112.31㎡
  • 外部仕上げ:[屋根]ガルバリウム鋼板葺き[外壁]ジョリパット塗り ガルバリウム鋼板張り
  • 内部仕上げ:[床]ナラ縁甲板張り[壁]珪藻土壁紙貼り[天井]杉縁甲板張り
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