近藤町の家

時を越え繋がる“ふたつ”の世帯

閑静な住宅街に建つ築30数年の奥様のご実家を、単世帯(28坪)→二世帯住宅(39坪)へ全面リフォーム。玄関、バスルームを共有スペースとし、1階は親世帯、2階を子世帯としたプランを計画。こだわりのある“ふたつ”の世帯の要望に、それぞれのライフスタイルにあった住空間を提案。

1階は、3mを超えるカウンターテーブルを持つダイニングキッチン、畳スペースのある寝室など、全体的に『和モダン』を基調とした落ち着きのある住空間に。2階は、凹凸のある黒タイルとステンレスカウンターをアクセントとしたLDKをはじめ、デザイナーズ家具の映えるシンプルでいて、アクセントの効いた住空間を。大きな開口と吹き抜けを持つ、明るく開放的な玄関スペースで、それぞれのフロアで暮らす“ふたつ”の世帯が繋がる…。

TV・TEL配線(建て主の本業)や天井+床塗装など建て主参加型の住まいづくりとなった。

撮影:穂坂昭

  • 所在地:群馬県館林市
  • 竣工:2010年6月
  • 構造:木造2階建て
  • 延床面積:129.78㎡
  • 外部仕上げ:[屋根]三洲いぶし瓦葺き 一部:ガルバリウム鋼板葺き[外壁]白洲そとん壁塗り 窯業系サイディング張り
  • 内部仕上げ:[床]ナラ縁甲板張り[壁]珪藻土壁紙貼り[天井]針葉樹合板張り
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