宮下の家

中庭を介した2世帯の家

玄関、浴室を共有スペースとした2世帯住宅。 玄関を入り正面に中庭、左側(南側)に平屋建ての親世帯、右側(北側)に2階建ての子世帯を配置。 季節の違いによる日照のコントロール、通風を確保。
特に、北側に配置された子世帯には中庭と吹き抜けにより、また、玄関脇の浴室は、塀により外部からの視線を避けつつ、坪庭から光と風を取り込めるよう計画。

構造材は、県産材の杉、桧を柱・土台に使い、シラス(火山灰)を主成分とした塗り壁、杉・桧・ナラの無垢板などの自然素材中心に仕上げた。

撮影:穂坂昭

  • 所在地:群馬県中之条町
  • 竣工:2003年11月
  • 構造:木造2階建て
  • 延床面積:154.98㎡
  • 外部仕上げ:[屋根]カラーガルバリウム鋼板[外壁]ラスモルタル下地ジョリパット塗り 一部米杉縁甲板張り
  • 内部仕上げ:[床]なら縁甲板張り、畳敷き[壁]中霧島壁塗り、EP塗り[天井]中霧島壁塗り、EP塗り
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