「普段は家族の気配を感じ取れ、尚且つ、各自のスペースでこもることも可能な空間」という相反する要望を、吹抜け・ロフトの配置や引き込み可能な建具等で解決。
薪ストーブを持つ吹き抜け空間を計画的に配置し、ダクトにより吹抜け上部～キッチン足下をつなぎ、季節の変化に対応した空気の流れを確保。また、日照のコントロールや通風等の自然エネルギーを計画的に取り込んだ。子供スペースはあえて仕切らず、子供たちの成長に合わせて変化させられるように計画した。
撮影：穂坂昭
荒牧の家
家族を感じられる家
- 所在地：群馬県前橋市
- 竣工：2005年5月
- 構造：木造2階建て
- 延床面積：137.86㎡
- 外部仕上げ：［屋根］カラーガルバリウム鋼板葺き［外壁］米杉縁甲板堅張り
- 内部仕上げ：［床］唐松縁甲板張り、畳敷き［壁］珪藻土塗り、ＥＰ張り、 チャフウォール塗り［天井］ＥＰ塗り、チャフウォール塗り