四万温泉の入り口に位置する、温泉旅館『湯元四萬館』。旅館の顔とも言える、エントランスホールを中心にリニューアル。
旅人が一歩足を踏み入れると、現実の世界から異世界へと通じるアプローチ。石と水、光と影が創りだす幻想的な世界。さらに奥へと進むと、直線と曲線が創りだす落ち着きのあるエントランス。そしてギャラリーを抜け、ゆったりと庭園を眺めることのできるラウンジへとつづく…。
アプローチの庭、建具や家具等をオリジナルで製作。旅人がここでしか味わうことのできない、やすらぎのある空間を目指した。
撮影:穂坂昭