町並みに調和するデザインとすることはもちろん、大きなガラス窓により、四万の代表風景である四万川の清流を建物内部に取り込み、さらには、建物が連なる通りに対してもその清流の雰囲気を感じ取れるように計画。
角度を10°ずらして、四万に訪れる人が通りからスムーズに館内に入りやすいよう配慮し、角度をずらすことにより生まれたスペースに新たにトイレスペースを確保した。無垢の木や塗り壁などの素材感や手仕事にこだわり、ベンチを兼ねたウッドデッキや四万川を見下ろしながらゆっくりくつろげるラウンジ等、四万を訪れた人が気軽に立ち寄れる観光・宿泊案内所を目指した。
撮影:穂坂昭